2024.4.15 みんキャプ関連の本が出版されました
西暦202X年彼らはたちあがった。博物館のさまざまな収蔵展示資料を身近なテクノロジーでデジタル化することによって新しい発見ができないだろうかと。3Dモデル編では完成した3Dモデルを収録。それらをダウンロードできるように二次元バーコードも用意。
裏表紙から開くと中学生らの探究・学びが進む様子をわかりやすくマンガ編でレポート。
2021年度, 2022年度とみんキャプはおかげさまでアワードを2年連続で開催でき3年目の開催も検討したのですが、3Dスキャンをとりまく進化は激しく(うれしい悲鳴)、活用分野も幅広くなり、審査基準の用意および守備範囲の設定がかなり難しくなってきていることを感じ、いったんアワード開催は見送り、深掘りした「みんキャプ クエスト」という活動をすすめていました。
2023年度は、より狭く深く例えば探究学習・地域学習の場でなにか活用シーンはないだろうか、と取り組んでまいりました。 そんななか長野市立更北中学校ものづくり部と長野市立博物館とで協力され取り組まれていた学習活動の中に「みんキャプ」的活動を組み込んでいただくまでにいたりました。
これはその成果として中学生たちが作成した「ぼくらのみんキャプデジタル博物館」です。 みんキャプ的な活動はデジタルが主役なのでデジタルのみの発表でもよかったのかもしれませんが、デジタルに振り切るだけではなく、アナログの良さとデジタルの良さを活かしたいという思い、両方の表現を考えることがより探究の学習につながるのではないだろうかと「紙の本」での出版までチャレンジしてみることになりました。
長野市立博物館さま、長野市立更北中学校ものづくり部さま、須坂市技術情報センターさま
企画全体をみていただいた野口淳さま、素敵なイラスト・まんがをかいていただいた今井しょうこさま、Scaniverse・Niantic の白石淳二さま、MyISBN出版・デザインエッグの佐田幸宏さま
その他、ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
みんキャプ運営委員会 運営委員長 久田 智之
2024年1月20日の長野市立博物館での活動を公立諏訪東京理科大学4年高橋 諒さんにレポートいただきました。こちらもぜひご一読ください。